初期研修
プログラム紹介
PROGRAM INTRODUCTION
甲府共立病院プライマリケア重点プログラム
本プログラムは、甲府共立病院を基幹型臨床研修病院として、山梨県立中央病院・山梨大学医学部附属病院・峡西病院・山梨厚生病院・巨摩共立病院・石和共立病院を協力型臨床研修病院、4つの中小病院・6つの診療所・山梨県赤十字血液センターを研修協力施設として臨床研修病院群を構成し、厚生労働省の定める「臨床研修の到達目標」を達成できるように計画されています。
甲府共立病院は臨床研修が必修化される以前からローテート研修を行い、30年以上にわたりプライマリケアに対応できる力量を持った医師の養成に取り組んできました。
2010年からは総合診療部・総合診療病棟を開設し、研修医の教育病棟としての役割を果たしており、2017年からは健康の社会的決定要因（SDH）を研修に組み込み、地域社会の健康問題に関心を持つことのできる医師を養成しています。
すべての臨床医に求められる基本的な診療に必要な
知識・技能・態度を身に付け、チーム医療のリーダーとして
人間性あふれるPrimary Care Physician を育てます
プライマリ・ケアの
基本的診療能力を獲得すること
チーム医療のリーダーとしての
成長すること
患者・住民・国民の健康の
土台となる医療について
理解すること
当院の初期研修を終えた医師が上級医として
指導を担う屋根瓦方式の指導体制
研修医と指導医の間に上級医と呼ばれる3～5年目の先輩医師を配置しています。手技や検査、病状説明、当直などの業務は、指導医・上級医による評価を行いながら、段階的にステップアップしていきます。月1回開催される初期研修委員会においては、個々の研修医の到達度や経験症例・手技・検査などを確認し、研修医の要望に沿って調整を行うなど、研修がスムーズに行われるためにサポートをしています。また、多職種を含む医師研修委員会では、多職種による研修医評価を行い、研修医とプログラム責任者との面談は年に3回程度、個々の研修医の到達度、課題、健康状態、進路について確認をしています。
