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2022.07.29

研修医ブログ

メンツをかけた(!?)ICLS実習

#研修医

「来週から救急で研修だ!」

医局のデスクで期待に胸を膨らませていた7月末日。ブログ担当からお声がかかりました。
「早く次のブログを書け」
ネタに困った僕は5月に行われた研修に思いを馳せるのでした。。

ハイテンションのあまり、左右の目でそれぞれ違う文字を追っている奥山

ブログ担当の花輪先生から強いプレッシャーをかけられながらブログを書いております。
スピード重視(やっつけ仕事??)の記事になります、おおめにみてね☆

 

ー遡ること2ヶ月前。

我々の肩には甲府共立病院のメンツがかかっている―。
今日は県下の研修医たちが山梨大学で肩を並べ、急変患者の対応を学ぶICLS実習。
そんな大事な日に事前配布のテキストを家の玄関に忘れ、昼ごはんのおにぎりだけ持ってきた研修医・奥山の報告です。
食い意地張り過ぎ。

皆さん、ICLSってご存知ですか?「Immediate Cardiac Life Support」の略です。
心肺停止している患者さんに対してドラマで見るような電気ショックを行ったり、アドレナリンという薬物を投与したりして、蘇生を図ります。
今回の実習は実戦形式。座学の時間もそこそこに色々な容態を想定し、チームとしてICLSに臨む訓練をしました。チームの主な構成員は胸骨圧迫担当、薬剤投与担当、記録担当、除細動器担当、呼吸管理担当、そして司令塔担当。
が、写真をほぼほぼ撮ることができませんでした。
ということで、今回のブログはいら○とやを使用して、実習でどんな研修をしたのかお伝えしていきます。

救急カートに入ってます、バッグバルブマスク。EC法や両手法で練習しました。
適切なペースは胸骨圧迫30回に対して2回の換気を1プッシュ1秒。

胸骨圧迫で大事なのは「速く・強く・絶え間なく」1分間に100−120回のペースで。圧迫するたびに手を元の高さまで戻して、圧迫を開放します。この開放によって血液が心臓に満たされるので大事なコツになります。

続きましては、みなさんもスーパーや公共施設で一度は見かけたことがあるであろうAED。使用方法は機械が説明してくれるので、特別な知識はあまり必要ありません。
病院で行われる心肺蘇生でみなさんが最もよくイメージするのは通称”電気ショック”と呼ばれるDC除細動器かもしれませんね。ここはいら○とやの限界で、「電気ショック」と検索したところ、こんな画像しかありませんでした。ごめんなさい。

電気ショックが気になる人は「コード・ブルー 第1シーズン第4話」をご確認ください。
「ドラマで最初から探すのめんどくさいよ!!」という皆様、わかります、その気持ち。Youtubeで「コードブルー 藤川先生 感電」で検索してみてください。電気ショック中にやっちゃいけないことも合わせてわかる良い動画です。
(*この記事を読んだときには削除されてるかもしれません。そのときはコード・ブルー全話見てください)
*注意:病棟には新〇結衣も山Pもいません。ミスチルのHANABIも流れません。

心停止の患者さんがいたら救命するためにすぐに動かなければなりません。
ですが、突然の事態に驚くと、人間はフリーズしたりパニックになって正しい判断を下せなくなることがあるのも事実です。
そこでICLSでは心停止患者の救命処置のプロトコルが決められていて、その流れに沿って行動することで救命行為を可能にしています。

まだまだ院内急変のチームに加わって救命処置を行ったことはないですが、いつか必ずやってくる急変で思考停止に陥らないように、日々研鑽を積んでいかねばならないと今回のICLSで痛感しました。

あと、ブログ記事の資料を確保するために写真もいっぱい撮らねばならないと痛感しました。いら○とやだけで書く記事の虚しさったらないです。はい

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