2022.10.19
日々の出来事
研修医の先生が薬局研修
10月7日、2年目研修医の土屋理沙医師が、あすなろ武川薬局で薬局研修を行いました。
午前中は武川診療所で研修を行った土屋医師。まずは受け付けされた処方せんを画面で確認し、ピッキング操作を教わりました。バーコードを機械で読み取り、薬を揃えていきます。
▲ピッキング機械の使い方を教わります
▲薬を取り出します
分包機で1回分ずつパックしますが、カセットにない薬は1錠ずつ手作業で撒きます。
シートの薬をバラにする作業も体験しました。「機械化万歳!」と感心しきり。
薬が全部揃ったら、正しい薬が揃えられているか、監査します。
▲カセットにない薬をシートからバラしています
▲揃えた薬を監査しています
最後に、午前中に土屋先生が処方した患者さんに、薬剤師が服薬指導をしてお渡しする様子を見学しました。
「武川の患者さんは高齢の方が多いけど、みなさん本当にお元気ですね!」と土屋医師。
▲服薬指導を見学
飲み忘れが多い患者さんにどう指導してよいか困っているとの質問に、薬剤師から「服薬時点をできるだけまとめること、(通常は朝の飲み忘れは少ないが)眠剤を処方されている患者さんは、寝る前は忘れにくいです。」とアドバイス。「最後に患者さんに薬を渡すのは薬剤師さん。絶対に間違っちゃいけないという責任はすごいですね」と感じ入っていました。
最後に研修の感想を聞きました。
「薬剤師さん、平素は大変お世話になっています! 医者としては薬のことにすべての時間を費やすことはできないので、本当に頼りにしています!」と、信頼の言葉をいただきました。
土屋先生、患者さんにやさしい処方を、これからもよろしくお願いします!