2023.07.28
研修医ブログ
書を捨てよ、自転車で町へ出よう【前編】
おひさしぶりです。研修医の森下です。
先日、ある方の結婚式に参列した際に、その方のご両親から衝撃的なひとことをいただきました。
「研修医ブログ見ていますよ」と。
実は全部書いてなかったり・・・
見ていただけているのはとても光栄なことです。
ただ、記事を見返していただくと渡部先生や服部先生や森下は熱心に更新していそうではありますが、
少なくともぼくに関しては大雑把に書いた原案を、研修医担当の方に「書いたからいい感じに直しておいてくださいね」と突然送り付けているだけです。
この記事もたぶんそうでしょう。
申し訳ない気持ちを感じつつ、改善する気は全くなく、いつも通り記事を書いております。
さて、タイトルは寺山修司氏の『書を捨てよ町へ出よう』のパロディです。
自転車が、好きです
なぜこんなタイトルかといいますと、私事ではございますが、森下はサイクリングを趣味にしております。
学生時代に直面したコロナ禍で、給付金なるものを活用し、最初にクロスバイクを購入し、沼にはまり、さらに数か月後にロードバイクを購入しました。
愛車はcannondale CAAD13 。
「究極のアルミレーシングロード」の名を冠した?一台です。
フルモデルチェンジしてすぐ購入しました。
愛車に乗り、学生時代には海沿いを、卒後はたまに盆地を走っています。
義理の両親から自転車のイラストが入ったスクラブを作っていただき仕事中に着たりしています。
そんなぼくの趣味に目を付け、再び病院のある方から声がかかりました…。
放射線室の室長さんです。
まさかのお声がけ
外科研修中、オペが終わりカルテのメールチェックをしていると、室長さんから何やら長文のメールが来ていました。
「あれ、なにか変なオーダーしたかな」と思い読んでみると、それは自転車イベントについての連絡でした。
なんでも以前から法人内で行われていた「ピーチャリ(Peace チャリンコ)」なる平和を訴える自転車イベントを久しぶりに開催する予定で、
その際に実行委員長をやってほしい、とのことでした。
…実行委員長?
ひさしく自分とは関係がなかった○○長の肩書が予期せぬところから飛んできました。
断りたいな、でもいつも相談したりとおせわになっているな。
ぼくは下っ端研修医、相手は室長様だよな…。
わずかばかり葛藤し、返信メールを打ち始めました。
「お力になれるのであれば」と。
名ばかり実行委員長ですが
というわけで名前だけの実行委員長が誕生しました。
というのも、ぼくは外科研修終了後には院外の施設に研修に行くことになっていました。
その間に実行委員会は複数回開催されましたが、参加したのは一度だけ。
「なにもしらない人間がいても混乱するだけですからね、慣れている人に任せればいいでしょう」
そんな気持ちですべてお任せしていました。
さて、当日は無事開催できたのでしょうか。
少し長くなってしまったのでいったんここで切って、続きは後編として更新しますね。