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2024.04.18

研修医ブログ

研修医の卒業

#専攻医#研修医

みなさん、こんにちは。医師3年目になりました森下です。

桜のきれいな季節ですね

3月は卒業、4月はスタートのシーズンですね。
先日、同期が感動的な記事をアップしていましたが、わたしも無事に初期研修を卒業(修了)しました。


修了判定式で臨床研修修了証を受け取った際は、2年間の研修を思い返し感極まって号泣してしまいましたね。ええ、本当に。

ちなみに、突然「卒業した」といわれても、初期研修というものの実態が分からない方々が多いと思います。
というわけで初期研修もとい医師臨床研修がどんなものなのかご紹介します。

医師臨床研修とは

初期研修では、医師免許を取得したばかりでほぼ学生と変わらない新米が、将来の専門性に拘らず、医師として必要な技能・知識・あり方などの基本的診療能力を身に付ける重要な期間です。


特定の診療科における一定期間の診療経験や経験しないといけない疾患・症候・手技など経験目標といった最低限の決まりごとがあり、EPOC2システムというものを活用し、修了の可否が総合的に判断されます。

ただしどこの病院もすべて同じような研修をやっているというわけではなく、当院を含む臨床研修病院では、それぞれに特徴をもった研修プログラムが用意されています。


当院ではプライマリケアに重点をおいたプログラムが設計されており、当院の特徴と併せてcommonな疾患からrareな疾患まで広く総合的に医療を担う力を身に付けることができます(ボス、わたし自身にその力が付いたでしょうか?)。

思い返してみると、毎日無力感と闘い、命にかかわる仕事という責任感に押しつぶされそうになりながら、多職種協働という大きな支援のもとで、患者さんやご家族から感謝されたり、ほかの人に褒められたりしたときの喜びを糧になんとか乗り越えることができた初期研修だった気がします。

研修内容について興味がでてきた方がいれば、過去のブログをご参照ください。
また、学生さんはぜひ見学にいらしてくださいね

しばらく家族との時間に専念します

ちなみに、ぼくは初期研修修了後、育児休業をスタートしております。

育休の実態は休みではないです。
ふだん小さな家族をみてくれている人が休む時間を作るための休業です。
家族との時間が増え、家族の負担は減り、感謝され、普通のことをしていても世間から褒められます。
それが正しいことなのかはさておき、お子さんが生まれる予定がある方は、取ってみることをおすすめします。

※写真はイメージです

内科専門研修が始まり、わたしがこのブログを書くペースは落ちるかもしれません。
ただ、引き続き他の医師が書いてくれるはずですので、当ブログを今後ともよろしくお願いします。

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