2022.06.03
地域の薬剤師
オンレジカフェで薬剤師が講師に
5月19日、くつろぎ処「よってけしともだち」で開催されたオレンジカフェ(認知症カフェ)」で、甲府共立病院の薬剤師がミニ学習会「認知症と薬」のお話をしました。
オレンジカフェは、甲府共立病院を運営する山梨勤労者医療協会が、甲府市から委託されて行っている事業です。
お互いに情報交換や交流をしたり、認知症に詳しい専門職スタッフに、認知症のことや介護のこと、日々の生活で心配なことなどを気軽に相談できる場となっています。今回は、認知症の方、そのご家族のほか、介護予防を考えたり、認知症サポートのためになにかしたいと思っている地域の方など、20名が参加しました。
講師の薬剤師は、「加齢によるもの忘れ」と「認知症の記憶障害」の違いなど、認知症の症状の解説と、治療に使うお薬の特徴を説明しました。参加者からは、「薬を飲むタイミングがよくわからない」など質問が出され、薬剤師がていねいに説明していました。飲むタイミングは調整できることもあるので、困ったことがあったら医師や薬剤師に相談してほしいと話しました。