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2023.03.03

奨学生活動

奨学生会議を開催しました

12月10日、今年度2回目の奨学生会議を開催しました。テーマは「地域に根ざす薬局を考える」。奨学生8名、薬剤師5名に加え、初めて1年目事務職員の参加もありました。
最初に、京都大学大学院教授近藤尚己氏による講演「貧困・格差による健康問題と共同組織の役割」を視聴し、3つのグループに分かれて意見交換しました。
山梨の無尽が健康寿命を延ばしている話や、孤独は喫煙と同じくらい健康にストレスをかけている話など、意外に感じた人が多かったようです。また、コロナ禍で身近に孤独を感じるという話もありました。
討論の後半は、地域での薬局の役割について話し合いました。「薬局自体が、患者さんと医療をつなぐ真ん中にあるのでは?」「薬剤師や医師ができることは限られているから、SWなど仲介役が必要、医療だけでなく、いろんなところにつながりがあるといい」など、さまざまな意見が出されました。
最後にNPO法人ゆいまるが関わった2つの事例を紹介し、薬局がどんな役割を担えるかを考える課題としました。
地域と薬局のつながりは、少しむずかしいテーマのようでしたが、これからの薬局の在り方に関わる問題です。継続して考えていきたいと思います。


▲近藤尚己氏講演


▲ゆいまるの事例紹介(木内理事長)

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