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2023.12.04

研修医ブログ

ボードゲームで多職種交流

#研修医

こんにちは、朝ベッドから出るのも一苦労と感じている研修医の渡部です。
最近の朝の寒さは尋常ではありませんね。運動不足回避目的に、週2~3回出勤前や退勤後にサッカーをやっていますが、寒すぎて寒すぎて体がなかなか温まりません。

今年度第2回・ボードゲーム大会

先日、多職種交流企画としてボードゲーム大会を開催。医師だけではなく、放射線技師や事務も参加して、みんなで楽しくワイワイ過ごしました。

ボードゲームといえば整形外科の瀬川Dr(写真左)。毎回ゲームを提供していただいているゲームマスターです。

人が集まりきらないうちは、短時間ゲームの王道・「ラブレター」でスタート

じっくり考えて一位抜けを競う「ペンギンパーティー」

騒がしいことで有名な?リアルタイムな交渉ゲーム「Pit」

思考の瞬発力が試される「おばけキャッチ」

すでに玄人感が出ている長田Dr。「コマに近い人ほど有利」と言われるおばけキャッチで、大外から勝ちにいっています

信頼は日常から生まれる

当院のように300床弱の小さな病院では多職種と直接かかわる機会も多く、「医師1人では何もできない」と実感することが多くあります。

前回のブログで多職種連携について投稿しましたが、医師は他職種に対しキツい権威勾配を感じさせてしまうことも多く、なかなか話しかけにくい存在になりやすいです。
医師自身あるいは医師同士では「話しかけやすい人」と思っていても、周りの職種からは「話しかけにくい人」と思われいるかもしれません。

「〇〇先生には相談しにくいから」という理由で、間違っている記録や処方の修正依頼ができなかったり、患者の変化を連絡できなかったりすると患者にも悪影響です。
繰り返しますが、医師1人では何できないので、多くの職員と信頼関係を結ぶことがとても重要です。

しかし、仕事中に必要な連絡をやり取りするだけでは、なかなか深い信頼関係を結ぶことは難しいもの…。

一方、プライベートでは年齢などの上下関係はあるものの、医師も看護師も放射線技師も関係なく、同じ立場で話すことができます。
そして、お互いの性格や素顔を知ることで、良好な関係を作りやすくなると思います。

ボードゲーム大会の始まり

実はボードゲーム大会が始まったのはつい最近です。

コロナ禍以前は「医局飲み会のついでイベント」として、医局でボードゲームが行われていたとのこと。
ただ、ご存知のように飲食を伴う交流はコロナ禍でほぼ完全に消滅。多職種間はもちろん、医局内ですら交流の機会が絶えていきました…。

そんな中、「なんとか感染対策を取りながら交流できる企画をやろう」と、青年医師の会としてボードゲーム大会の開催を始めました。

第一回の様子

そして今回、「医局だけじゃなくて、多職種とも交流しよう!」と話し合って、多職種交流企画として実施しました。

結論:ボードゲームは信頼関係を育む

お互いを知り、信頼関係を築く上でも、今回のボードゲーム大会は有意義なものになったと思います。

来年以降も定期的に多職種交流企画を開催できるとよいと思います。
是非気軽に参加してください!

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