2024.01.29
研修医ブログ
研修医が育休を取ろうと悩む話
こんにちは。初期研修医2年目の森下です。
またまた森下です。松上先生や窪田先生、ブロガーの渡部を挟んでまたまた登場です。
もう飽き飽きしていますよね、わかります。
でもね、ほかの先生がブログを書いてくれないようで、研修担当の事務が困っています。
研修医の確保と、社会に開けた研修および医療を提供することもわれわれの仕事です。
正直、こんな感じのブログは数分で書けるので初期研修医を含めた他の先生方も隙間時間をみつけて書いてくださいね。
お祝いしてね
さてさて、本題に移っていこうかと思います。
先日のブログで書きましたが第一子が生まれました(お祝いお待ちしております)!!
はい、かわいい。
結局自分の子どもが一番かわいいですからね。
先日行われた東京での研修で購入したgelato piqueのおくるみを着せてかわいがっております。
まぁそんなかわいい子どもと育児に奮闘している妻に送り出され、毎日仕事をしているわけですが、
正直もう少し育児にも参加したい!!!
森下決断のとき!
初めての子どもで生活のサイクルも大きく変わり、妻にかかる負担は相当大きいはずです。
本当に毎日感謝の気持ちが絶えません。
「何か父親としてできることがないか」と思った森下は、同期の服部先生が某iから始まるタブレットに穴が開くほど読み込んでいた規程集を広げてみました。
先日服部先生が福利厚生についてブログを書いていたと思います。
その中で紹介してくれた以外にも、甲府共立病院には取得できる休暇があります。
出産休暇:労働基準法で定められた産前6週間、産後8週間に取得する休暇
育児休業:子が満1歳になるまでの間、父・母それぞれが取得できる休暇(延長条件あり)
ほかにも女性には生理休暇なども。
「よしよし、育休も取得してみよう」と思った森下でしたが、そこで1つ問題がありました。
初期研修の修了要件に「休止期間が90日以内であること」があります。
まぁ休みすぎるのは良くないですが、流行病の病欠などが重なると90日の縛りは厳しいかもしれません。
出産する女性の初期研修医もいると思いますが、そういった方々には特に厳しいですよね。
しっかり研修が必要な職業であることは間違いないですが、まだまだ女性にとっては働きにくい業種ですね。
というわけで、初期研修中はどうも育休取得は現実的ではなさそうです。
では、初期研修を修了したあとはどうでしょう。
このまま無事に初期研修が修了できた場合、来年度から内科専門研修をはじめる予定です。
では、育休を取得した場合に専門研修への影響はあるのでしょうか。
というわけで(研修担当事務さんが)調べ(てくれ)ましたが、
結論としては、内科専門研修に関しては「6ヶ月までは研修期間延長なしでOK」でした。
詳しくは日本内科学会ページのFAQをご覧ください。
あとは研修予定の甲府共立病院との相談になると思いますが
「働く人々の立場に立ち、親切でよい医療の実践」を掲げる当法人が、実践者となりうる若手医師の相談を断ることはないでしょう😆
最後に
ここまで紹介してきたように当院では研修しやすい環境がすでにあり、逐次改善もされております。
ただ、権利を行使するには、やはりそれを助けてくださる方々の存在も重要です。
初期研修医といえども「ライフイベントは大切にしたい」と考えている方は多いと思います。
そんな方々がスタッフとして増えて、助け合える環境が形成できると今以上に働きやすい職場になるかと思います。
おなじようなことを考えている方々、当院ではたらくことを考えてみてください。