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2024.07.31

研修医ブログ

じぶんの子どもってかわいいね

#専攻医

こんにちは。森下です。
2年間の初期研修を修了し、引き続き甲府共立病院で内科専攻医として後期研修をはじめました。
初期研修の同期たちも多くが残り、初期研修の時と同じようにワイワイと研修をしております。

隣のデスクをつかう奥山先生とは、マイ抽出器具をつかってコーヒーを嗜んだりしています。
そのうち奥山先生がブログを書いてくれると思います。

ところで、冒頭で「後期研修を始めました」と話しました。多くの先生方は新年度の開始と同時、つまり4月1日から研修を開始します。
しかし!ぼくの場合は少し異なり7月から研修のスタートとなりました。

なぜスタートが7月からになったかというと
4月から3か月間の育児休業(育休)を取得していたからです。

育児休業とは

原則1歳未満のこどもを養育するための休業で、「育児・介護休業法」という法律に定められています。
勤務先の就業規則に育児休業に関する規定がなくても、法律に基づき育児休業を取得することができます。
雇用主側は休業の申し出を拒むことはできません。
参照:厚生労働省育児休業特設サイト

つまり育児休業の取得は、法律に基づき保障された権利なわけです。

しかし、他の職業でも同じかもしれませんが、取得する男性は少なく先例がないためなのか、保障された権利であっても行使が難しいものだったような気がします。

主たる目的というか理由は「子どもや妻との時間を確保すること」でしたが、他の方々の例になるとも思い、私は取得することにしました。

とって良かった

取得してみての感想ですが、「とってよかった」。この一言に尽きます。

これまでの働き方では朝早くから夕方まで仕事し、たまに当直をやるような生活でした。

そうなるとどうしても、
起きてすぐ・寝るちょっと前・夜中に起きたとき
そんな子どもの姿しか見ることができませんでした。

しかし、育休取得により家族と日中も共有する時間できたことで、取得以前より子どもが甘えてくれるようになりました。

かわいい

とてもかわいい

それに入浴や授乳、離乳食、お散歩、寝かしつけといった育児にも自信が持てるようになりました。

自信を持てたことで自分から進んで育児や家事に手を出すことができるようになり、少しでも家族の負担が減ったかな、と勝手に思っています。

 

そんなたのしかった育休が終わり、
7月からは毎朝娘と妻に見送られ血の涙を流しながら通勤しています。

少し寂しい気持ちもありますが、家族が父親としても医療者としても誇れるような人間になれるように、
また、病院にはぼくのことを少しでも必要としてくれる人がいると思うので、今後ともよい医療を提供できるように頑張っていきたいとおもいます。

あなたも育休を取れる環境へ

とてもよい育休となりましたが、やはり取得に際して取りやすい環境があるということも大切ですよね。
当院では、ぼく以外にも育休を取得した男性スタッフもいて、比較的育休というものを取得しやすい環境かと思います。
パートナーと将来のことを見据えて仕事したいと思っている方々は、当院での研修や就業を考えてみてください。

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