2024.08.13
インタビュー
山梨大学から総合診療科研修に来た初期研修医にインタビュー
CommonDiseaseの経験と手技指導が魅力
山梨大学医学部附属病院 初期研修医河合恵史朗
山梨大学から4週間の総合診療科研修に訪れた2年目初期研修医・河合Drに、1年目研修医の小池翼Drがインタビューしました。
Youはどうして共立へ?
――河合先生はどうして甲府共立病院に研修に来ようと思ったんですか?
「コモンな疾患を経験したい」と思いました。大学病院だとあまり経験する機会がないので。
――実際に4週間研修してみてどうでしたか?
市中肺炎を経験できたことがよかったし、新鮮でした。
僕が大学病院での研修で経験した症例には、院内肺炎や医療介護関連肺炎が多かったので。市中病院ならではの経験をさせてもらいました。
――僕たちから見ていると、河合先生は初期研修医にも関わらず、スタッフ医師のように精力的に働いていた印象です。
色んな症例を持つ機会をいただき、充実した研修ができました。肺炎の他にも貧血の患者さんや、救急搬送の患者さんを見ることが出来てよかったです。大学では、救急車を初期研修医が見る機会が少ないので。
――この後は、どんな研修予定なんですか?
来月からは山梨厚生病院、その後は大学に戻ったり大月市立病院にも研修に行く予定です。大病院の少ない土地柄での研修が楽しみです。
――医療アクセスの理解が深められそうですね。大変な思いで病院まで来ているんだとか。
はい、そうですね。診療以外のことも勉強できればと思っています。
甲府共立病院の研修はオススメできる?
――今回の研修は、他の人にも薦められますか?
全然薦められますね。やっぱり大学だと研修医が多いので、個別の指導を受ける機会が多くありません。その分指導医の先生方も多いんですけど、どうしても個別でなく集団としての関わりになります。
また、大学では中心静脈カテーテルや腹水穿刺の経験をさせていただいたことが少なかったので、手技の機会の多さは共立病院の魅力だと思います。
――ここでは上級医の見守る中、ご自分でCVCや腹水穿刺もやってましたよね。
そうですね。大学では出来ないことができて本当に良かったです。
――そう言ってもらえて嬉しいです。本日は、ありがとうございました。