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2025.02.23

研修医ブログ

大空へ羽ばたく総合診療科研修

#研修医

こんにちは!初期研修医1年目の星です!
月日が流れるのは早いもので、激動の2024年も終わってしまいました。去年の今頃は、国家試験に向けてひたすら勉強していたのを思い出します……。(この記事は1月初旬に書いています)
これから国家試験を受ける受験生の皆さん、自分を信じて臨めば絶対大丈夫!!

いい感じの同期の写真を借りてみました

前置きが長くなりましたが、本題にはいります。今回は、総合診療科研修の後半をお届けします!前回の記事もご参照下さい。

総合診療科ってどんなところ?

総合診療科ってどんなことをやっているかイメージはつきますか?

Google先生曰く、「患者が抱える健康問題を幅広く対応する診療科です。特定の臓器を対象とするのではなく、患者さんの全身の健康状態を総合的に評価し、診断や治療、管理を行います」だそうです。
さすがはGoogle先生、全部言われてしまいました(笑)

「総合」の専門

総合診療科と言われると、「この世のありとあらゆる森羅万象を診る」と思われがちですが、実はそうではありません。


消化器内科が胃や腸を専門としているように、総合診療科では「総合」を専門としています。病棟では、肺炎など感染症の治療や全身管理をメインに、あるときは長引く発熱の原因を調べたり、あるときは癌の患者さんの終末期をみたり……などなど多岐に渡ります。

内科の基本、そして医師の基本

甲府共立病院の初期研修プログラムでは、2年ある初期研修のうちの6ヶ月を総合診療科で過ごし、内科の基本を学びます。


後期研修では一般の内科外来や訪問診療にも携わることができるため、病棟から診療所や街へ繰り出す上級医達を、ハンカチ片手に見送る事が日常茶飯事です。

甲府共立病院の研修について興味あるよって方や、研修の様子を生で見たいと思った方は、ぜひ実習や見学にお越し下さいね。

苦労するのは…タスクマネージメント!?

さて、そんな総合診療科ですが、初期研修医が一番苦労するのは何だと思いますか?
患者さんとの関係性の構築や、大学で一ミリも学んだことのない書類作成などももちろん大変ですが、一番苦労するのは、自分のタスクや休憩の時間配分をどうするかです(と個人的には思います)。


患者さんのため、そして自分自身のために、その日のタスクに優先順位をつけ、効率よく行動する事が求められます。

厳しい鍛錬を経て

基本的な過ごし方は導入期研修と変わりませんが、担当症例の重症度や受け持つ症例数も徐々に増え、負荷が上がっていきます。それでも、上級医や他科の先生方のサポート、他職種の力を借り、良質な医療を提供できたと思います。改めて、チームで医療をする事の大切さを実感しました。


そして、気がつけばあっという間に半年が過ぎ…大変だった分、知識と経験は確実に身につきました。産まれたてホヤホヤだったヒヨコ達は、総合診療科で磨いた翼を携え、それぞれの科に羽ばたいていくのでした。

その後の他科での研修の様子も、随時発信できたらと思います😊
2025年も引き続き、初期研修医達、そして研修医ブログをよろしくお願いします!!

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