2026.02.26
研修医ブログ
保育園の子どもたちに囲まれた冬の1日
こんにちは!研修医のごまです。
小児科研修の一環で、甲府市の「つくし保育園」におじゃましました。白衣を着て子どもたちと接しているときとは違う、ドキドキとワクワクが混ざった気持ちで向かいました。
保育園に到着して最初に1歳児クラスに行くと、中には「この人だれだろう?」と不思議そうに見る子もいました。でも、最初に数人がおもちゃを見せに来てくれて、「わー、ありがとう!」と声をかけると、他の子たちも次々に近づいてきてくれました。思わず笑顔になりながら、楽しい一日のスタートです。

公園で大冒険!
1歳児とは、午前中に近くの公園へお散歩に行きました。ちょこちょこと歩く姿や、何気ない草花に目を輝かせる姿に心がほっこり。保育士さんが安全に気を配りながらも、子どもたちの自由な遊びを見守っているのが印象的でした。寒い日でも、子どもたちの笑顔と好奇心に心はぽかぽかです。
食べてすくすく育ってます!
続いて、0歳児の離乳食の様子を見学しました。月齢の低い子は細く切られたパンをちょっとずつなめながら食べていましたが、半年ほど月齢が違うだけでお肉も器用に食べていて、成長のスピードに驚きました。小さな一口にも、子どもたちの成長のエネルギーがぎゅっと詰まっていました。

写真は先輩の保育士体験から拝借
みんなで食べるお昼ご飯はおいしい
2歳児と一緒にお昼ご飯をいただきました。2回目のおかわりからは、まだ食べていないものも食べてから次に進むなど、ルールを理解して保育士さんとコミュニケーションを取りながら食べていました。みんなで同じ時間に食べることの楽しさを感じる時間でした。

お昼寝すやすや
3歳児のお昼寝の時間では、自分も子どもたちの背中をそっとなでながら寝かしつけを体験しました。寝つくのに時間がかかる子もいれば、すぐに眠る子もいました。
輝く、ひとりひとりの「できた」!
4歳児とは、パズルや絵本、縄跳びや工作をして遊びました。できた作品を見せてくれるどもたちの個性があふれ、自由にのびのび遊べる環境があることがよくわかりました。子どもたちの創造力や好奇心が、遊びの中でどんどん育っていくのを感じました。

こちらも先輩の保育士体験から拝借
子どもたちへの優しいまなざし
印象的だったのは、子どもたちがまだ言葉でうまく表現できず他の子に手を出してしまったときでも、保育士さんが「何か言いたいことがあったの?」と優しく声をかけ、頭ごなしに否定せず支援していたことです。自由に遊びながら生きていくための土台を育むという、つくし保育園の保育理念を感じることができました。
つくし保育園での1日は、子どものいる患者さんの生活を想像したり、自分が親になるかもしれない未来を考えたりする貴重な経験になりました。子どもたちからもらったお絵かきは、医局のデスクに飾っていて、見るたびに楽しかった時間がよみがえります。読んでくださった皆さまも、ほんの少しでも子どもたちのあたたかさや元気さを感じていただけたら嬉しいです。
♪今月の1曲「Le mal du pays/ フランツ・リスト」
ここから先は私の趣味で始めた新コーナーになります。掲載を許可されるかすらわかっておりません(汗)なお、不定期の連載になりますので悪しからず・・・
この曲は、フランツ・リストが作曲した「巡礼の年 第1年 スイス」という曲集のなかに含まれています。実は私がこの曲を意識するようになったのは年末に「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年/村上春樹」という小説を読んだからです。その中で、この曲のタイトルについて、「一般的にはホームシックとかメランコリーといった意味で使われますが、もっと詳しく言えば、『田園風景が人の心に呼び起こす、理由のない哀しみ』。正確に翻訳するのはむずかしい言葉です」と説明されています。皆様の中には、年末年始、実家や懐かしい場所に帰って過ごしたかたも多いのではないでしょうか。(子どもの頃はもう戻ってこないんだな・・・)、そんなちょっと切ない気持ちになったときは、よかったらこの曲を聞いてみてください。(小説では、ラザール・ベルマンというピアニストの演奏が取り上げられています。)





