ブログパルス2日目。御坂研修レポート1～御坂いってきました

こんにちは。研修担当事務のI氏の負担を減らすべく、がんばってパソコンに向かっている研修医2年目の森下です（詳しくはこの記事をご参照ください）。

実は10月から2か月間、御坂みさか共立診療所で研修して参りました。

山梨県中部に位置する笛吹市南東部の旧町域で、かつては養蚕が盛んな土地だったようですが、現在はモモ、ブドウの栽培が盛んです。

診療所南側の「八代ふるさと公園」から診療所方角を望む

山梨県激推しのシャインマスカットがいたるところで栽培されています。
（森下はシャインマスカットを飽きるほど食べたせいで最近は少し苦手です）

御坂共立診療所は御坂だけでなく、その周辺の八代やつしろ・芦川あしがわ地域のひとびとが受診されます。

いずれの地域も果樹栽培や農業が盛んな土地ですが、まぁひとことで表せば田舎です。
丘陵地には果樹園が広がっており、高い建物は1つもありません。
そのおかげか見晴らしの良い公園も存在します。

小高い丘（八代ふるさと公園）から甲府市側を望む

リニアモーターカー実験線もありますが、ほとんどが農耕地です。
あ、ゴルフ練習場もありますね。
（最近ゴルフ始めました。だれか森下をラウンドに連れて行ってください）

開業医さんはいくつかあるものの、入院設備や救急対応できる病院までは距離的な障壁が大きく、定期受診するにも交通の便がよいとは言えないような地域です。
さらに、元気な方の割合も大きいですが高齢者の人口も多いです。

よくよく想像できる The I N A K A てきなやつです。

そんな御坂地域に「自分たちの診療所がほしい」という切実な住民運動によって1976年設立された診療所が御坂共立診療所です。

御坂共立診療所では、住みなれた地域で最後まで安心して住み続けられるために、新村先生やベテランスタッフの皆さんが一丸となり、一般外来だけでなく、地域の他施設とも連携を図りながら診療活動をしております。

朝の診療前には、職員と患者さんが一緒にラジオ体操をしています

訪問診療にも積極的に取り組み、同地域の在宅医療の充実にも大きな役割を果たしています。
歯科診療所、訪問看護ステーションも併設されており、歯科は訪問歯科診療もしていたりと、多角的に健康を守るシステムが構築されています。

診療所の隣に併設されている御坂共立歯科診療所

いいこと書いていたらそれなりに長くなってしまいました。ちょっとほめすぎですかね。

ただ、身内贔屓を差し引いても素晴らしい環境で研修ができたので、その報告を次回以降の更新分に記載したいと思います。
それまで、御坂出身のアーティストであるレミオロメンの楽曲を聴いてお待ちください。
（ぼくは某プロ野球選手が登場曲として使用している『もっと遠くへ』が好きです）