2021.09.07
研修医ブログ
石和共立病院リハビリテーション科研修
初期研修医2年目の中土居です。
地元である笛吹市にある、石和共立病院リハビリテーション科での、1ヶ月の研修の様子を報告いたします。
当院の初期研修プログラムでは、研修医が担当する病棟患者の診療主体になるため、リハスタッフの方々と患者の状態評価や退院後の方向性についてお話する機会は何度かありましたが、診療科としてのリハビリテーションを学ぶ機会は初めてでした。
病棟では主に脳卒中後の片麻痺を患う患者を担当し、経頭蓋磁気刺激法治療やボツリヌス毒素治療を行いました。ボツリヌス毒素注射はライセンスを取 得し、自分の担当患者に実際に注射できる機会もありました。麻痺や痙縮・拘縮が徐々に改善していく様子を見て、リハ科の治療の特殊性を学ぶことができました。
リハスタッフの方々に丸一日間、同行させていただく機会をいただきました。1人の患者に対し、多数のスタッフの方々が、多角的な視点で時間を惜しまず状態を評価して、現状の課題やリハビリによる回復度が浮かび上がってくるのだと理解しました。医師としては患者のリハビリの到達目標をしっかりと見据えてリハビリに関わっていきたいと思いました。
10月、11月には同じく地元の笛吹市にある御坂共立診療所で地