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2021.12.10

研修医ブログ

地域みんなで健康になろうね~HPH学習会

#研修医

こんにちは!研修医1年目の齋藤です。

ブログの更新はずいぶんとお久しぶりになってしまいました。

 

半年の総合診療内科での研修を終え、現在は産婦人科の研修を行っております。お産のダイナミックさに改めて感動したり、子供からご老人まで女性の生涯にかけての健康をサポートする婦人科診療の幅広さを実感したりと充実した研修の日々を送っております。

ただ、最近寒くなってきて朝なかなか起きられず、毎日断腸の思いでお布団から這い出てきています…。お布団らぶ。( ˘ω˘ )

 

さて、今回のブログのテーマはHPH委員会のミニ学習会についてです。

 

HPHとは、Health Promoting Hospitals & Health Services(健康増進活動拠点病院)の略らしいです。なんだか仰々しい名前ですね。要するに、われわれ甲府共立病院はただ病気の治療をするだけでなく、地域みんなで健康になろうねっていう活動をしている病院なのです。

 

地域の健康について考えるため、毎月学習会を行っているのですが、先日私がミニ学習会の講師(!)として参加させていただきました。発表テーマは「コロナ禍における生活困窮者の実情と社会的支援」です。私たち研修医1年目が今年の4月に行った、コロナ禍で経済的に困っている人の実際や、そんな人に対してどんな社会的支援が行われているかを調べた地域レポートです。

 

この研究のから、コロナ禍で困っている人は増えているけれど、生活保護や無料低額診療などの社会的支援に実際につながる人は少ないと思われました。われわれ医療者が困っている人を支援に繋げる工夫をすることの大事さを感じました。

一緒に地域レポートを作成した三原Dr(左)も応援に来てくれました

発表のあとは、会場の皆様からの質問・意見をいただきディスカッションが盛り上がりました。皆さん、地域の健康について興味深く感じられており、その情熱が伝わってきました。すごいですね。

HPH委員長の西山Drからも色んなアドバイスをいただきました

拙い発表でしたが、地域の健康に少しでも寄与出来たら幸いです。いい経験になりました。

皆様も、寒さに負けず元気に生きていきましょう。

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