2022.03.14
研修医ブログ
2021年度ポートフォリオ発表会
皆さま、こんにちは。研修担当のイノクチです。
3月12日にポートフォリオ発表会がハイブリッド形式で開催されました。
メイン会場、サテライト会場、個人web参加あわせて50人ほどが3人の発表を見守りました。
※ポートフォリオとは・・・総合診療専門研修・家庭医療専門研修で一定数作成が必要な経験と省察の記録。詳しくは日本プライマリ・ケア連合学会のページをどうぞ。
総合診療専攻医3人の発表演題は・・・、
1人目・林貴弘Dr
「chronic care modelの観点からケアを行い良好な経過をたどった糖尿病の一例」
2人目・山中皐甫Dr
「家族の独特な介護が課題の高齢脳梗塞患者に対し施設内外の多職種で協働して対応した例」
3人目・樋山智和Dr
「不定愁訴フィルターモデルを用いて病識理解を促したことで症状改善に繋がった解離性運動障害の一例」
どの専攻医も堂々と発表し、その後も盛んに質疑応答が行われました。
コメンテーターの郭友輝Dr(亀田京橋クリニック)、新井大宏Dr(高知大学)を中心に、ポートフォリオとしての改善点や、「実臨床上ではどうだったのか」「こういう視点ではどうか」など熱のあるディスカッションになっていたと思います。
医療知識ほぼゼロの私も「そういう解釈があるのか」と非常に勉強になりました。
また、改めて総合診療医・家庭医のスペシャリストとしての一面を強く感じさせられた時間でした。
今日発表した3人はまだ専攻医1年目。あと2年の専攻研修期間でまだまだ成長してくれると期待が高まります。
これからもがんばれ専攻医!
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