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2022.04.09

研修医ブログ

多職種研修~栄養課

#研修医

はじめまして、1年目研修医の渡部です。

入職してから早くも1週間が過ぎました。
初めての環境、同期、仕事ということで新鮮な毎日を過ごしています。同期は県内出身の人が4人、他県出身の人が2人の計6人です。
同期との仲も少しずつ深まり、たわいもない会話もできるようになってきました。1人1人の個性が強いですが、これから仲を深め協力し信頼し合える関係を作りたいです。

4月8日(金)の午前中は栄養課での研修を行いました。
私は学生時代を実家で過ごしていたため、料理する機会がほとんどありませんでした。そのためリンゴの皮むきさえも苦労してしまいました。


「包丁で手を切るのではないか」という心配を周りの方々に与え、何度もアドバイスを頂きました。

私が苦労している中、隣で奥山先生はスムーズな包丁さばきでリンゴの皮むきを行っており、私も今後、自炊を行い包丁さばきを上手くなろうと思いました。

デザートやご飯の準備を行った後には実際に病院食を食べました。刻んだ魚やペースト状につぶした魚は無味に近く少し抵抗がありました。このような食事をとる患者さんの気持ちを初めて知ることができるとてもよい機会になりました。

ちなみにメインで食べたのは高血圧食でした

患者さんの食事の形態に対してもしっかりアプローチを行い、固形物を摂取できない患者さんに対しても「可能な限り普通食に近い形で食事を提供できないか」と、考えることも重要であると今回の実習で感じました。

医師がカロリー計算を行いオーダーをすれば当たり前のように食事が患者さんの下に提供されていますが、その裏では栄養課の職員方がオーダーを確認し、献立・食事バランスを考え、調理・配膳を行っており、当たり前ではないことを当たり前にしていることに感銘を受けました。
「多職種の方々がいるから、私たちが医師として働ける」ということを気付くよい機会となりました。

5月より本格的に患者さんを受け持つことになりますが、4月に行う多職種研修を無駄にすることなく1回1回の研修を実りあるものにしていきたいと考えています。

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