多職種研修・第１回

初めまして、4月から共立歯科センターで研修を行なっています歯科医師の宮川です。
研修の一環で『多職種研修』として医療・介護で働く様々な業務に携わらせていただいたので、体験した内容を何回かに分けて紹介したいと思います。

第1回は検査室とＭＳＷ（医療ソーシャルワーカー）の研修です。

〈検査室研修〉
検査室では病院・診療所で採取された検体を分析している様子を見させていただきました。検査室の中は想像したよりも機械化が進んでおり、工場見学みたいで楽しかったです。どれも高額な機械ですが、自動化することによって人為的なエラーを予防することができるそうです。

〈ＭＳＷ研修〉
医療ソーシャルワーカーとは、病院など保健医療機関で患者さんやご家族を社会福祉の観点から支援する職種です。
今回は甲府共立病院患者サポートセンターで社会福祉士の望月さんに業務について教わりました。
高齢の患者さんは入院してしまうとＡＤＬの低下により自宅に帰れなくなってしまいます。そのような患者さんの退院後の受け入れ先の相談や、関係機関との調整や連携などを行い、自立した生活や社会復帰を促します。
高齢化がさらに進むこれから、ＭＳＷは患者さんを医療機関や地域と繋げる架け橋になる業務だと思いました。