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2022.06.18

研修医ブログ

手技には危険がいっぱい!! 静脈採血編

#研修医

研修医ブログへのアクセスありがとうございます。
実母と義父母がブログを読んでいると知り 、少し複雑な気分になった研修医1年目 森下です。
「あなた 記事を書くならもっとまじめに書きなさい」といつか言われるかもしれないと思いながらこの記事を書いています。

6月になり、導入期研修が2ヶ月目となりました。

担当患者さんの毎日の診療を行いつつ、動脈採血や腹腔穿刺、CVC挿入、胃管挿管など様々な手技の経験をさせていただき、充実した研修をしています。

さて、当院の研修医1年目にとって6月は研修の到達度を試される時期と位置付けられています(自分が勝手にそう呼んでいるだけですが…)。
なぜかというと、当院では6月に職員健診が行われており、医局では研修医1年目が主に採血をしています。

※2年目の先輩も昨年に同じ試練をくぐっていました

のほほんとデスクに座っていると、多科の上級医・指導医から、はたまた院長・名誉院長からご指名をいただきます…。

のほほんとする森下と、そのお菓子を狙う奥山先生

医学生は実感があるかと思いますが、実習期間中に静脈採血の機会はほぼなく、日常の業務においてもほとんど看護師さんに取ってもらっています。
まぁ何が言いたいかというと、ぼくは現在、静脈採血が苦手だということです!!

 

6月某日

医局に戻ると、初期研修プログラム責任者で総合診療科のボス志村医師から声がかかりました。

「森下くん、採血してもらってもいい?採血しないと食事できないから…」と。

断る理由もなく、そもそも断れるはずもなく、森下は大きな声で返事をし、採血へと向かいました。
準備をしていると、なぜかギャラリーが増えていきます。


なぜか「普段の恨みを晴らせ」との声も聞こえてきます。
ふだん、おだやかに優しく見守っていただいている志村先生に恨みなんてありませんが、その声をきっかけにまたギャラリーが増えます…

準備を整え、えいや!と穿刺。

なぜか針は21G。太い。
1本目の真空管に十分量の検体を採取し、2本目に取り掛かろうとしたとき、悲劇が起きました。
森下の右腕の固定が甘く、針が抜けてしまいました…
この瞬間、森下は「今日でこの病院での研修は最後か…」と悟りました。

とりあえず今の業務を完遂しようと圧迫を解除、圧迫止血し、反対の腕から採血。


その後、無事?手技は終了しました。
が、とんでもないことをしてしまった衝撃に、しばらくガチ凹みしてました。

そんな森下を見かねた志村先生から、「くびにはしないよ」と笑顔で声をかけていただきました。

 

静脈採血だけでも医療行為には注意する点、あるいはうまくやるコツというものが複数あります。
手技を身に付けるには実践あるのみ。ただし、その中で患者さんに不利益になることはあってはならないため、こういった機会に練習するのが最適なのかなと思いました。

研修医は毎日その実力を試されています。
患者さん、先生方、多職種のみなさん、地域の皆さん、今後もあたたかく見守っていただけるとありがたいです。

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