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2022.09.09

研修医ブログ

緊張の医局カンファ!~多職種連携を実践した一症例~

#研修医

お久しぶりです。総合診療部2ヶ月目の研修医花輪です。
秋に差し掛かりだんだんクーラーなしで夜を過ごせるようになり、「電気代が少し安くなるのでは」とワクワクしている今日この頃です。
今回は先日行われた研修医にとって最も気が重いイベントの1つである、医局カンファについてお話をしようと思います。

医局カンファとは

以前、研修医森下が医局カンファを紹介してくれましたが、彼も言っている通り、医者になりたての分際の我ら研修医ごときが経験や知識が豊富なベテランの先生方の前で発表することはとても恐ろしく、気が進まないイベントであります。

今回は自分が2回目の発表であり、初回のプレゼンテーションからどこまで成長したかを評価される機会でもあったので、発表前から緊張感で押し潰されそうな思いでした・・・。

発表者(右)の隣で司会を担当してくれた上級医・林先生。左手首のTag Heuerが輝いています

今回の発表内容は?

今回、自分が発表した内容は、「アルコール依存を抱えた対応困難患者の一例」です。

自分が経験した症例を紹介しつつ、日本国内のアルコール依存症の現状、治療方法、そして本症例について治療行為が適切だったか振り返りを行いました。

今回の症例は自分が今研修している総合診療部だけでなく整形外科、精神科の先生方、心理士、生活調整のためMSWの方など複数の職種を巻き込んで治療に取り組んだので、非常に中身の濃い経験となりました。

発表を見に来てくれた心理士の齊藤さん

また発表にあたり、本症例に関与してくださった精神科医の佐藤琢也先生にもご助言をいただき、発表の方向性や内容の確認、資料の提供など多大なるご協力をしていただきました。

そっと見守っている佐藤先生

発表の手応えは?

指導医や上級医に混じって研修医も参加しています

資料を集め考察をじっくりと練っていたら発表内容が膨大になってしまい、自分でもびっくりするくらいの早口で時間内に間に合わせようと焦ってしまいました・・・。
今思えば、考察の量をもう少しすっきりとさせればよかったと反省しています。
とはいえ、発表自体はなんとか乗りきることができたかなと思ってます。発表後も質問をたくさん頂きましたが、どれも自分の発表の内容に興味関心を持っていただいた上での深い質問だったので、ちょっと嬉しかったです。

難しい表情で参加していた同期の奥山

発表する前まではドキドキでしたが、終わった後は重荷が降りて、とても晴れやかな気持ちになりました。また今後も色々発表する機会があると思いますが楽しみながら準備と発表をして行こうと思いました。

また次回の記事をお楽しみに!

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