インタビュー

INTERVIEW

2021.06.10

インタビュー

甲府共立病院 看護師にインタビューしました

#インタビュー

患者さんがより良い療養環境で過ごせることを大切にしています

甲府共立病院循環器病棟勤務 4年目看護師

共立病院の魅力・自慢はなんですか

地域に密着した医療の提供を行っていることです。
戦後、医療が貧しいひとたちに提供できない状況の中で小さな診療所から今の病院という形に発展することができたのは、地域に住む患者さんやその家族がこの病院の医療を途絶えさせてはいけないという思いがあったのだと思います。今の病院があるのは地域の方たちがあったからだと思います。私達はそれに応えるような形で、医療の提供はもちろんですが、健康祭りであったり友の会などの活動を通しHPHの活動を推進していることが魅力だと考えています。
患者さんやその家族、地域住民の方たちは口々に共立はいつでも見てくれるぞ!と言ってくれます。私自身も小児喘息があり、夜間病院を転々とさせられたことがありますが、最後に見てくれたのは共立病院だったことを覚えています。
いつでも見てくれるということは安心ではないでしょうか?患者さんや地域の方にいつでも見てくれるぞって言われることが自慢です。

看護をするうえで大切にしていることはなんですか


患者さんやその家族との関係を大切にしています。
それぞれに家庭や生活があり、すべてを含め医療を提供することだと思っています。
この患者さんはなぜ具合が悪くなったのだろう、食事?薬の管理?仕事?様々な要因が考えられると思います。体を壊しやすい高齢者ですから、一つでも崩れれば体調を崩してしまうのは容易だと思います。入院から退院まで、退院後の生活まで繋げられることが看護師の役割であり大切にしていることです。
私は循環器内科に勤めています。高血圧、心筋梗塞や心不全、心不全の患者さんは、高齢の方が多く大正生まれの患者さんもいらっしゃいます。高齢になると認知機能は低下してしまい、病院にいることがわからない、自分は健康だと怒ってしまうこともあります。
そのまま退院となってしまうと心不全が悪化してしまいます。患者さんが病気と向き合えるように、安全に治療ができるようにするためにはどうしたらよいか医師を含め、他のスタッフと協力をしながら考えています。患者さんがより良い療養環境で過ごせることを大切にしています。

現在の職場での働きやすさを教えてください。

多職種と協力して仕事ができることだと思います。
チーム医療ではひとりの患者さんのことを入院前の生活から退院後まで考えています。
治療内容ももちろんです、入院中は運動や食事が入院前とは異なってしまいます。それで元の生活に戻れなくなってしまうことをできる限り少なくさせるためにも多職種との協力が必要だと考えています。
多職種と仕事をしていると、趣味が合う方がいます。
私はスノーボードをしてるので、冬はスノーボードに誘ってもらうこともあります。
仕事とプライベートの充実があります。

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