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2022.12.15

研修医ブログ

めざせ!内視鏡のスペシャリスト

#研修医

こんにちは、いよいよ寒さが厳しくなり、コタツの温もりが手放せなくなりそうな研修医の渡部です。

豊富な手技

甲府共立病院では様々な手技研修が行われます。
研修医1年目では7月より腹部エコー研修、11月より上部内視鏡研修が始まります。

エコー研修は事務さんのお腹を借りた練習から始めました

そのほかの手技も、患者さんの必要性に応じてその都度行います。今回は上部内視鏡研修について紹介します。

上部内視鏡と検査所見

11月より週に1回、内視鏡室にて上部内視鏡研修を行っています。

上部内視鏡検査では、経口的に喉頭・食道・胃・十二指腸の一部を観察し、腫瘍性病変・潰瘍等の有無を評価していきます。研修では胃や食道の所見の有無を、指導医の先生方と確認していきます。

萎縮性胃炎の特徴的な所見を覚える必要があるため、初めのうちは萎縮の有無を判断するだけでも難しく悩むことがありました。
参考書等を使用して指導医の先生方が丁寧に指導していただけるため、研修を重ねるごとに所見をみて萎縮性胃炎の有無を判断するだけではなく、進行度やピロリ菌の感染状況の予測等もできるようになりました(間違えることも多いですが)。

教えてもらっている研修医・花輪(手前左)

カメラ操作は難しい

内視鏡研修では、内視鏡の操作方法も学びます。
両手を使って、360°自由自在にカメラを動かせるようにするために、模型を使用し日々練習を積んでいます。

練習用の模型

先端の動きを見ながら操作しています

指導医が検査を施行している様子を観察し、どのような順番でどのような部位を見ていくかを学び、実際に練習で学んだことを実践します。

この日は総診の上級医でもある山中Drが指導してくれました

カメラ映像を見ながら現在どの部位を見ているのか、次にどこの部位を見るべきかを考えながら操作するため、研修開始2ヶ月目の私にはかなりの労力を要します。

しかし、上級医や指導医が操作方法や操作のコツを教えていただけるためまだ、患者様に実践するレベルには達していませんが、徐々にスムーズな操作ができるようになってきました。

観察するべき部位やカメラの向け方などを丁寧に教えていただいています

患者に対して自信をもって施行できるレベルに到達できるよう日々練習を積み重ねていきます。

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