2023.07.04
研修医ブログ
名古屋の飯はだいたい濃くてうまい
おひさしぶりです。
7月は外部研修をしておりました研修医の森下です。
突然謎のタイトルでブログを書いております。
先日、新しく入職された先生方がブログを書いてくれました。
ぼくがさりげなくサボっていたところを、研修担当のM氏とI氏、われらがボスは見逃してくれません。
「そういえば森下くんも学会に参加したよね、だれもブログ書いていないけど」と。
…。われわれ下っ端はある一言以外言う権利はありません。
「わかりました」と。
学術集会参加のすゝめ
ということで少し前の話をします。
2年目研修医のうち、奥山先生と服部先生とわたくし森下は2023年5月に名古屋市で行われた第14回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会に参加しました。
総合診療科研修終了時に、われらがボス志村先生から「ぜひみんなで参加しよう!」と誘われたことから参加する運びとなりました。
ちなみに甲府共立病院では、初期研修医は年1回の学会参加が保障されていて、参加費はもちろん交通費・宿泊費を病院が持ってくれて、かつ自分の休みを使わずに参加できます。こういう参加しやすい環境というのはありがたいですね。
(自分が発表する場合は回数制限無く補助されるみたいです)
プライマリ・ケア
そもそも日本プライマリ・ケア連合学会をご存じでしょうか。
病気だけでなく健康な人も、小児から高齢者までその人をずっと診る『プライマリ・ケア』に関わる総合診療医・家庭医たちが作り上げる学会です。
間違えた情報を伝えると怒られそうなので詳しくはこちらをご覧ください。
予習は大事
さて、話を戻しましょう。
ボスから直接誘われたこと、また、学習の機会であるということから2つ返事で参加を決めました。
現地参加にあたり、諸先輩方からは「講演会だけでなく開催地の文化に触れることがとても大切だ」と聞いていたぼくは学術集会の現地参加に先立ち予習を始めました。
『ひつまぶし』『みそかつ』『手羽先』『名古屋コーチン』『天むす』『モーニング』『あんかけスパゲッティ』『ういろう』…
ええ、そうです。名古屋飯の予習です。
まぁそんなことしかせず過ごしていた僕ですが、
現地参加するとおもしろい企画に惹かれてしっかり勉強してしまいました。
たとえば
総合病院国保旭中央病院 坂本 壮先生による「見逃せない救急・見逃さない救急」、
東京医科歯科大学 山田 徹先生による「訪問診療から病棟まで!POCUS(Point of care ultrasound)の実践的活用法とそのエビデンス」、
当院でもレクチャーしてくれている社会福祉法人聖母会 聖母病院 総合診療科 南郷 栄秀先生による「Annual Evidence Update in Primary Care 2023」といった教育講演やポスターセッション、企業による展示など…。
また、元山先生のポスター発表もあり、とても勉強になりました。
もちろん2泊3日のなかで上記の名古屋飯はコンプリートしました。
そこで思ったことがこのブログのタイトルになります。
名古屋の飯はだいたい濃くてうまい、そして高カロリーなものが多いです。
みそかつや手羽先なんて揚げたうえで濃い味付けされています。
モーニングなんて朝からハイカロリー。
そういったものがおいしかったりするんですよね。背徳感の味ですよね。わかります。
ですが、つくづく実感しました。ぼくはこれを食べ続けていたら不健康になると。
血圧が上がります。脂質が上がります。ビールを飲みすぎて尿酸値も上がるかもしれません。
おいしいものを食べることは幸せにつながります。
しかし、それは続けられてこそ幸せになると思います。
そんなことをかみしめながら、現地でブースを出していたある企業の食事管理アプリをダウンロードして甲府へと戻ってきました。
医療者の方々、またこれから医療者となる方々は学術集会に参加する機会があるかと思います。
その際は、学会の企画だけでなく開催地の文化についても学んでおくと思わぬところで学習につながるかもしれませんね。
(ちなみに、開示すべきCOI関係にある企業・団体はありません)
そう言えばeレジデビューしました
本題とはズレますが、最近ちゃんとした(?)インタビューというものを受けました。
これも某I氏が「誰か引き受けてくれないかなあ」とぼくの目を見ながら話してきたので、しぶしぶ引き受けた次第です。
だけど、ぼくも社会人。引き受けた以上は真面目に、しっかり、そつなくやりきりましたよ!
ちなみにその記事はこちら。
よろしければ、こちらもご覧ください