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2023.08.29

研修医ブログ

甲府共立名物、飲み会!

#研修医

お久しぶりです!
ついに研修医2年目になってしまいました・・・外部(大学)で麻酔科研修をしている花輪です!

今回は春頃に実施した当院名物の「飲み会」についてお話をしようと思います!

飲み会とは?

「飲み会」と聞いて、居酒屋でワイワイ楽しくするあの飲み会をご想像されるのではないでしょうか?
全く違います。

今からお話しするのは、上部消化管内視鏡、すなわち「胃カメラ」の飲み会です。胃カメラの経験がある方はわかりますよね?あの大変な検査です。

甲府共立では研修医1年目の時から上部消化管内視鏡に触れる機会があります。希望制で週に一度検査現場に立ち会わせてもらえます。
まずは実際の操作場面を見学、操作方法・所見の取り方等を学んだタイミングで実施に操作もさせてもらえます。ただ最初は胃カメラ検査の最後に行う食道から口まで「抜く」操作を実践して実際の操作に慣れていきます。

※最初はシミュレーターの練習から

そして「抜き」がある程度慣れてきたらステップアップとして研修医同士で胃カメラを「飲み合い」、一連の操作を練習するのです。

飲み会当日

飲み会の準備は前日から始まり、前日夜から絶食し胃のなかを空っぽにして臨みます。
今年は希望する研修医が多かったので、2回に分けて飲み会を実施することになりました。
自分は同期の渡部とペアで最初に、カメラ:渡部、被験者:花輪で飲み会をすることになりました。

花輪自身、これまで胃カメラの検査を受けている人は見たことはあっても自分自身はしたことがなかったので、正直ちょっとだけワクワクしていました。
(終わった後に、なんて甘い考えだったんだと後悔することに・・・)

施行直前、不安と期待でテンション高めな花輪

経験ある人はわかると思うんですが、胃カメラってめちゃくちゃ大変ですね・・・
まず太くて硬い得体の知れないものが口の中、咽頭、食道、胃にちょっとずつ進んでいくのですが、とにかく咽頭の操作が非常に辛くて「オエッ」と嘔気に誘われます。

カメラが入っている最中、苦しすぎて自分の胃の様子はどうなっているのか、渡部は上手く操作できているのか、気に留める余裕など一切ありませんでした。

「ちゃんと進んでいるから大丈夫!ぐいっと!」と、指導医が渡部にアドバイスしたのだけは聞こえて、
「聞こえてるぞーー!」と訴えたかったのですが叶わず、グイグイと操作されていきました。

どれほどの時間がかかったのだろうか、意識が飛びそうになる手前でなんとか検査が終了しました。
本来であればその次に自分が渡部に胃カメラをするはずでしたが、検査の最中、あまりにも騒ぎすぎたせいか立ち上がることができず、後日持ち越しになりました。

燃え尽きた花輪

飲み会を終えて

実際に胃カメラ検査を体験して、以下に患者さんにとって大変な検査であるか実感しました。
実際に自分が操作する際は、「より素早く、的確に」行うよう心掛けたいと思いました。

追記

後日、自分が操作者で同期の長田へ実施しました。

指導してくれたのは、消化器内科志望の3年目・土屋先生。すごく丁寧に教えていただきました

案の定、彼女めちゃくちゃ大変な思いをしたそうです。終わった後は数時間ほど口を聞いてくれませんでした

それでも終わった直後にこの笑顔を向けられるプロモデル意識

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