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2023.08.18

研修医ブログ

研修医のせっかく栄養剤

#専攻医#研修医

6月の健康診断にて技師さんにウエストを測られた際に「太ったね」と言われ、ショックでサッカーと筋トレ、そして流行りのプロテインデビューした渡部です。

プロテインのシェイクも筋トレになるでしょうか?

休日のあれこれ

「三苫の1mm」で盛り上がったW杯から半年以上が経過し、同期に誘われ初めてヴァンフォーレ甲府の試合を観戦しました。お供は甲州名物・鳥もつ煮です。


相手はJ1のヴィッセル神戸。結果は勝利…とは残念ながらいかず、敗戦となりました。

ちなみにJ1同士の試合も観に行きました。横浜Fマリノス vs 川崎フロンターレ戦です。


マリノスを全力で応援していたんですが、この日はフロンターレの勝利…。今年は厄年でしょうか?泣

サッカー以外だと、8月7日に山梨で有名な神明の花火大会にも行ってきました。

「山梨にはこんなに人が住んでいるのか!」と驚くくらいの人混みでした

就職するまで縁のなかった山梨県ですが、我ながら結構満喫している気がします。

さて、プライベートの話はここまでにして、研修中の様子を少し紹介します。
7月より消化器内科で研修を行っており、軽症から重症まで数多くの症例を経験できています。

さまざまな経腸栄養剤

突然ですが、皆さんの身近な人が「食べ物を口から摂取できない」、または「食べる量が減少し、十分量の栄養摂取が困難になった」という場合、どうしますか?

このような患者さんが病院に来た際、まず栄養摂取の手段を考えます。

栄養摂取には大きく「経腸栄養法」と「経静脈栄養法」があります。
今回は経腸栄養について紹介します。

腸管の機能が保たれている場合は原則経腸栄養法を優先します。
経腸栄養剤には・・・長くなるのでやめときます!
とりあえず普段私たちが摂取する食事とは異なり、病院には液体の栄養剤がたくさんあり、患者さんの状態に合わせて使い分けしていることを覚えておいてください。

不定期開催!経腸栄養剤試飲会

今年も経腸栄養剤の試飲会を行いました。

味を知らずに処方なんてできません。
患者さんがなかなか摂取してくれない原因の1つに、味の問題があります。

私たちも苦いものやまずいものは摂取したくないですよね。患者さんも同じです。今回は当院で採用している経腸栄養剤のなかでもエンシュア・H、エレンタール、イノラス、アミノレバンを試飲しました。

エレンタールはそのまま飲むと、ジャガイモのような味であまりおいしくありませんでした。

エレンタールを口に含んだ直後の同期・森下Dr(左)と虎の門病院から外科研修に来ている柏木Dr(右)

そして、当院で扱っているエレンタールの風味剤(フレーバー)は7種類です。

試飲会で人気が高かったのはグレープフルーツ・青りんごで、さっぱりした味わいでジュースのような感覚で飲めました。

試飲会には内科専攻医の土屋Dr(右端)と、総診専攻医の窪田Dr(右から2人目)も参加しました

おいしいと思っていたイノラスのコーヒー味は甘いコーヒーに小豆が入っているような味で、1本飲むのも大変でした。

味まで把握し的確な処方を

普段から当たり前に処方している経腸栄養剤ですが、含まれる成分だけではなく味について知ることで、今後患者さんやご家族への説明、患者さんの好みに応じた栄養剤の選択等に活かしていけるとよいと感じました。

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