石和共立病院退院時カンファレンスに、あすなろ薬剤師

石和共立病院に入院されている独居の患者さんが、退院にあたり、甲府の自宅に戻りたいという本人の希望を実現するため、石和共立病院と、甲府共立診療所の医師・訪問看護師、介護の専門職、薬剤師、また福祉用具の業者らが集まり、カンファレンスを行いました。
独居生活を維持するため、退院に向けて、現在やっていることを共有し、医療措置をどうするかなどについて協議しました。課題は多くありますが、本人の「家に帰りたい」という意思が強いから、まず帰ることをいちばんに考えて、やりながらいい方法に変えていこう、とのソーシャルワーカーの言葉に、みな納得していました。

担当薬剤師は、薬剤の自己管理の状況や形態について確認し、ご本人にはおくすりカレンダーを提案しましたが、必要ないとのこと。また、介護用品はあすなろ薬局で買えることをお伝えしました。「これまで関わりのなかった患者さんと、最初から在宅で関わるのは初めての機会なので、ご本人との関係性をどう作るかを考えています」と話していました。