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2024.02.21

研修医ブログ

JMECC受講してきました

#研修医

こんにちは。2024年診療報酬改訂速報を見て将来に不安しか感じていない研修医の服部です。
少し遅くなりましたが、昨年12月に山梨県立中央病院で開催されたJMECCについてのブログを書きたいと思います。

JMECCとは?

JMECCとは日本内科学会認定内科救急・ICLS講習会の略で、全国的に行われている、内科救急に関する講習会の1つです。
現状、内科専門医の取得要件の1つですが、初期研修期間中に修了しても問題なく、また講習で扱う内容が当院の夜間救急当直を行う上で必要なスキルであることから、当院では研修医でも補助を受けて受講することができます。

気管挿管など救急現場で必須となる手技の確認の他、種々の原因で急変する患者に対してどう対応するかを実戦形式でシミュレーションするため、緊張しましたが良い練習になりました。

指揮者は難しい

急変時の対応で一番難しく感じたのは、やはりコマンダー(全体を俯瞰して指示出しを行う人)の役割でした。


集まったスタッフの役割分担を行い、蘇生処置を滞りなく進めるため指示を出しつつ処置の進捗を観察し、並行して原因検索の検査の指示や結果の解釈を行う必要があり、慣れないと混乱は必須だと思います。

コマンダーの役割に関してはやはり経験が必要だと思うので、院内や救急での急変時では、指導医のサポート体制が整っている状況では積極的にコマンダーとして対応していき、どんどん経験を積んでいきたいと思いました。

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