2024.02.29
研修医ブログ
ロコモについて学ぼう!
こんにちは、年末以来の登場になりました、2年目研修医の渡部です。
今年も大雪が降り寒い冬がやってきたと思いきや2月中旬には春一番が吹いたとか。少しずつ暖かくなってきましたね。
ひと山終わり
さて、研修医発表会も無事終わり、2年間の初期研修医もゴールが見えてきました。
研修医発表会では、当院における重症急性膵炎患者の初期対応についての研究を行いました。
8月よりデータ収集を始めましたが、山あり谷ありでなかなか完成しませんでしたが、消化器内科の先生方にアドバイスをいただき何とか完成させることができました。
研修医発表会の様子は1年目研修医がブログを書く予定なので、乞うご期待!
研修医、ロコモを語る
今回は1月に峡西健康友の会班会に講師として参加しましたので、その報告が本題です。
班会ではロコモティブシンドローム(以下、ロコモ)について話しました。皆さんはロコモをご存じでしょうか?
「名前は知っているけど、そこまで意味は分からない」という人も多いのではないでしょうか。
ロコモとは移動するための能力が不足したり、衰えたりした状態のことです。
ロコモにより様々な活動に制限がかかり活動範囲が徐々に小さくなります。健康寿命を延ばすためにもロコモ予防を行うことが大切であることを今回の班会で説明しました。
「7つのロコチェック」というものがあり、実際に皆さんにあてはまるものがないかを確認していただきました。
最後にロコモ予防の運動を簡単に説明し実際に体験してもらい終了となりました。
病気になる前の一次予防の重要性を、地域の方々に直接伝えることができる良い機会だったと思います。
自分自身もロコモについて勉強するきっかけにもなり、とても有意義な研修となりました。