2024.04.10
研修医ブログ
結局ヴァンフォーレファンにはなれなかった研修医!
こんにちは、ちょっと前まで研修医だった渡部です。
3月30日、当直の終わりと同時に甲府共立病院での2年間の初期研修が終了しました。長いようで短い2年間であり様々なことを経験することができました。
甲府共立病院を始めて見学したのは2021年3月のこと。
見学前日の夜に小西院長と近くお店で鰻を食べたのを覚えています。
元々700床を超える3次救急も受け入れるような大きな病院で研修をしようと考えており、山梨県に来るのも初めてでした。
そんな縁もゆかりもない山梨で研修するとは思いもせず、そして今後もしばらく山梨で仕事するとはあの頃は思いもしませんでした…。
300床弱の小さな病院であり存在しない科もあり、いくつもの専門的な治療ができない病院ではありますが、アットホームな環境と指導体制に惹かれ甲府共立病院での研修を決めました。
医局に小さい子供たちが当たり前のようにいる職場なんて他に聞いたことありませんし、医局で上の先生方とボードゲームをするなんて思ってもいませんでした。
抗菌薬の名前もセフェム系、ペニシリン系とかは知ってましたが、「タゾピペって何?」状態。使い分けや腎機能による用量の違いなんて分かるはずもありませんでした。輸液なんてソルデム1をソルデム1Aと勘違いしソルデム3Aとごちゃごちゃになることも…。
そんな自分が抗菌薬を患者に合わせて使い分けられるようになるなんて…。
基本的にCVCや腹水穿刺などなどほとんどの手技を研修医が実施するため自信を持って施行できるくらいまでには成長できました。
小さい病院だからこそ指導医の先生方が熱心に教えてくださり、また科の垣根も少なく優しい先生が多いため質問や相談が気軽にできたこともこの病院に勤めて良かったなと思います。どこの病院や会社もそうだと思いますが、悪い面もたくさんあります。しかし、差し引いてもこの病院で研修できて良かったなと思うことができました。
そんなに内容があるわけでもないのに2部構成にしてしまいすみません。
お時間あれば後編も見てください!