ブログ

BLOG

2025.05.02

研修医ブログ

診察室に春が来た!〜エコーで広がる視界〜

#研修医

こんにちは!甲府共立病院 初期研修医のごまです。

先日、カフェで桜ソーダと桜プリンを満喫しました。
ほのかに香る桜の風味と、春らしい色合いに癒された午後でした。

武田通りの桜は見頃を過ぎましたが、
今は朝日通りのハナミズキが満開。
通勤中、白やピンクの花が目に入るたびに少し嬉しくなります。

さて、今回は3月15日に行われたエコーセミナーのご報告です。

講師は牧丘病院の古屋聡先生

今回のセミナーでは、山梨市立牧丘病院の整形外科医・古屋聡先生にお越しいただきました。
「整形外科ベイスドプライマリケア医」として地域医療に携わる古屋先生から、
実践的で現場に即したエコー技術をたくさん教えていただきました。

今回写真撮り忘れたので、前回の講義から古家先生近影

私を含め、初期研修医4名が参加。
お互いにエコープローブを当て合い、とても充実した時間となりました。

心エコー・肺エコー

心エコーでは、心嚢液や心室の動きを確認する基本を教えていただきました。
肺エコーでは、胸水・肺炎・気胸などをエコーでどう見るかを、
プローブを当てながら一つずつ確認しました。

「今この場で何が起きているか」を自分の目で見ることができる、
そんな感覚が新鮮で、非常に実用的な内容でした。

関節エコー

後半は整形領域。
アキレス腱断裂や骨折などの診断にエコーが使えることを学びました。

アキレス腱の連続性や、骨折による浮腫など、
リアルタイムで描出できると、診察の幅がぐっと広がるのを感じました。

「整形はレントゲン」という固定観念が少し変わる体験でした。

エコーは診察の新しい引き出し

今回のセミナーを通して、
「とりあえずエコーを当ててみる」という気持ちが自然と芽生えました。

まだまだ初心者ですが、
日々の診療の中でエコーという診察ツールを使いこなせるようになりたいです。

当院では医療系に興味がある高校生の医師体験や、医学生の病院実習を行っています!
初期研修医のリアルな声や現場の雰囲気に興味がある方は、ぜひ一度病院にお越しください!
インスタもやってます!

TOP