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2025.09.29

イベント

看護学生の夏のイベント!NEF(Nurse Egg Festival) in埼玉開催!

#NEF#イベント#北関東甲信越地協#奨学生#奨学生活動#看護学生

●NEFってなぁに?

NEFとはNurse egg festivalの略です。全日本民医連に加盟している山梨、埼玉、群馬、新潟、長野の5県の病院等の事業所職員と、奨学生を中心とした看護学生が集まって行うイベントです。毎年100名程度の看護学生と職員が集まります。
NEFが大切にしているのは、①出会いを大切にし、看護を目指す仲間と交流する②一人ひとりが主役になって参加し、学びを深めこれからの学生生活に活かす③民医連の医療を知り、本来あるべき医療、看護とは何かを考えるの3つです。

今年は埼玉で開催!


今年は『平和って?~戦後80年の今だからこそ考える過去・現在・未来のこと~』というテーマで、8月8日に埼玉県大宮市にて開催しました。看護学生79人職員41人の合計120人が参加しました。
県外の看護学生とグループになり、初めは初対面同士なので緊張している様子でしたが、ルーレット自己紹介や最近の学校の様子など話しながら、緊張がほぐれだんだんと会話も弾むようになりました。午後の画像当てクイズは大盛り上がりでした。

看護学生の視点で考える『平和って?』

埼玉県在住で広島で被爆した服部道子さんのお話を動画で聞きました。服部さんは被爆当時、16歳で看護師見習いをしていました。今回は実行委員が考えた質問を服部さんに答えてもらいながら、服部さんの戦争の経験をお聞きしました。戦時中はどんな食べ物を食べていたのか?照明器具は?どんな娯楽があったのか?などをクイズ形式で学びました。体験者のリアルなお話に、戦争の悲惨さを感じました。

学習講演では、医療生協さいたまの岩隈望さんを講師に迎え、ニューヨークで行われた核兵器禁止条約第3回締約国会議に参加された経験や平和への思いについて講義を聞きました。戦争を知らない世代の岩隈さんが国連の会議に参加して考えたこと、平和について学ぶ中で思ったことなどを話していただきました。スモールグループディスカッションでは、自分達の目線で感じたこと、考えたことなどを話し合い、学生から岩隈さんに多くの質問が寄せられました。

来年は長野で開催予定!

会場では、花形のカードに『平和について未来に願うこと』『将来なりたい看護師像』を書きました。来年のNEFは長野で開催予定です。
NEFを毎年見守る“NEFだるま”さんが埼玉から長野にリレーされました。

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