2025.02.26
医学生向け企画
奨学生活動について
山梨共立グループでは、奨学生への学びのサポートとして、多様な奨学生活動を行っています。
奨学生の仲間とともに、さまざまな医療体験や学習活動、学び合いを通して、「自分がどんな医師になりたいか?」を考える機会となっています。
大学だけでは学べないことを、仲間と一緒に学びませんか?
奨学生会議 仲間と将来の医師像を見つける活動
月に1回、奨学生の仲間と集まり、医療や社会について学ぶ学習会を行っています。
奨学生の「学びたい」という声をもとに、現場で働く医師や多職種の職員をはじめ、様々なフィールドの最前線で活躍されている方を講師にお呼びしています。
講師のお話を聞き、ディスカッションを通して感想や自分の考えを交流することで、より学びが深まります。
また、ときには病院の外へ飛び出し、現場を体感して学ぶフィールドワークなども行っています。
2024年度 学習テーマの一例
◆ 能登半島地震被災地支援について
能登半島地震の被災地支援に参加した救急医と看護師を講師に招き、災害時に求められる医療者の役割や被災地支援の実態について学びました。
◆ 聴覚障がいを抱える利用者に向けた介護について
「障がいを持つ方への向き合い方を学びたい」という声を元に、聴覚障がいを抱える利用者へ向けた介護を実践しているデイサービスセンターの所長・職員を講師に、障がい者を取り巻く環境や困難を学び、公正な支援の在り方や医療者としてできることが何かを考えました。
◆群馬フィールドワーク「ハンセン病について学ぶフィールドワーク」
群馬県のハンセン病療養所「栗生楽泉園・重監房資料館」を見学し、人権侵害や差別の歴史を学び、医療者として命や人権とどう向き合うか考える機会となりました。
◆介護施設見学フィールドワーク&報告会
「地域の社会資源を学びたい」という声を元に、山梨県内の3つの介護施設をグループに分かれて見学し、それぞれの地域の特性や社会資源について学びました。学んだことを奨学生会議で報告し合い、学びを深めました。
<その他ボランティア活動・交流会など>
◆NPO法人と連携した地域のボランティア活動(受診付き添い・生活支援など)
◆患者会活動への参加
◆農業体験(じゃがいも掘り)
◆ハイキング&BBQ交流会
◆映画鑑賞会
◆新奨学生歓迎会、忘年会
病院実習 実際の医療現場に飛び込もう
学生の内から現場を学ぶことで、大学での学びがより深まります。
学生の学びたい内容に合わせてプログラムを作成します。
<実習の一例:医師同行・地域医療実習・多職種実習・手技体験など>
全国医学生のつどい 全国の仲間と学びを深める
毎年、民医連の全国のネットワークを活用し、開催している企画です。
全国各地の医学生が集まり、一つのテーマについて様々な講演を聞き、フィールドワークなどの体験を通じて学びます。
様々な視点を持った全国の医学生と語り合い、医師像を深めることができる貴重な機会です。
医系学生交流会
医師・看護師・薬剤師・歯科医師の奨学生の仲間と学び、交流する企画です。
違う職種の医療系学生との交流を通して、より視野を広げる機会となります。
日々のサポート
学生担当の専任職員が奨学生一人一人のサポートを行っています。
大学生活の困りごとやお悩みなど、何でも相談に乗ることができます。
大学近くの医学生サポートセンターへ、お気軽にお立ち寄りください。