2022.07.01
研修医ブログ
選べる弁当〇〇〇種類!医局の昼食事情
こんにちは。只今ガン萎え中の研修医1年目の服部です。
というのも、当院が所属する組織のTwitterアカウントで、自分の聴診器のブログについての投稿だけ いいね が見るからに少ないんですよね。
いいね数1って。。。世の中とはなんて理不尽なのでしょうか。
学生に向け実習で即活用できるテクニックを写真を多用し分かりやすく解説した僕のブログの一体何が問題だったんでしょうかね教えてほしいですよほんとに(早口半ギレ)
前回、長田Drも「弁当がしょぼい」とか言うし。
しょぼいなんて思ったことなかったのに。ひどいや。
まぁとりあえず、落ち込んでいても仕方がないですね。
今回は弁当繋がりで、甲府共立病院医局のお弁当事情をお話します。
約220種類のお弁当から選べる!
当医局では、Hotto Mottoや地元のお弁当屋さん、個人中華料理店などから全221種類(2022.6時点)のお弁当を注文できます。
多すぎて選べませんね。僕もこんなに多いとは思ってませんでした。
注文方法は、その日の朝、医局の秘書さんに欲しいお弁当を伝えお金を渡すだけ!
お昼には医局まで届けてもらえます!便利!
中にはこんなお弁当もあります。
唐揚げが15個入ってます。専用の容器を用意せずにラップで「なんとかなれーッ!」ってしている弁当、初めて見ました。
僕は基本的に弁当持ち込みなんですが、今回はブログのためにこの大盛の唐揚げ弁当を注文しました。1100円します。きっとコストパフォーマンスは良いんでしょうが、昼飯に1100円は高すぎます。
身銭を切った勇ましい服部にぜひ いいね を!! ということで早速いただいていきましょう。
実食!!
(「とんねるずのみなさんのおかげでした」好きだったなぁ…)
ラップと蓋を取り除くと、揚げ物特有の重厚な香りが立ち昇ります。
ここで突然ですが、腹水穿刺や中心静脈路確保などの手技を行うにあたって、忘れてはならない重要なポイントがあります。
それは、環境調整です。
ベット柵やベットの高さ調整、患者さんの体位など、手技を行うにあたって適切な環境を整えることこそが安全でスムーズな手技の秘訣です(偉そうに語ってますが最近教わっただけです。)
話を戻すと、今回のこの弁当、右側に唐揚げの壁がありますよね。
右利きである僕がこのまま食べようとするとどうなるか想像してみましょう。
唐揚げは問題なく掴めますね。もぐもぐうんおいしい。問題はそのあと。お米を食べようとするとどうでしょう。オイオイオイ!! これでは唐揚げが邪魔でお米が食べれないじゃあないか!!
そんな未来は御免ですよね。ということで、環境調整しましょう。
これで、お米と唐揚げを問題なく交互に食すことができるようになりましたね。
それでは改めて、いただきま・・・・
・・・・・。
皆さんはお気づきだろうか。
通常3~4個の唐揚げが15個と大幅増量しているのに、お米の量が通常量だということを。
恐る恐るお米を15に分割してみると、、、
目を背けたい事実がそこにある気がしますが、勇気をふり絞り、からあげと並べて見てみましょう。
す、少ねぇ、、、
これでサブおかずが梅干しと漬物て、、、
一旦冷静になり、どのくらいお米が少ないか、考えてみましょうか。
中学か高校か忘れましたが、数学の授業で習った以下の公式?を使います。
先の画像の米の塊とからあげ、結構形が似てるんで、相似な立体ってことにしましょう。
相似比を画像上で計測してみると、
つまり、体積比は 7³:12³ = 343:1728 ≒ 1:5
ということで、”ほぼほぼからあげ弁当”において唐揚げ一個当たりに割ける米は、唐揚げの約20%ということが分かりましたね。
「だから何なんだ」と思われるかもしれません。
しかし、これが如何におかしな量なのか、一旦解説させてください。
通常、おかずに対する米の量が100%を下回ることは珍しいです。
吉〇家の牛丼並盛を想像してください。明らかに米の方が肉より多いですよね。
調べてみると、牛丼並盛のお米は250g、乗っかっている牛肉などは90gとのことです。
つまり、おかず(牛肉など)に対する米の量は約280%ということになります。
体積と重さという違いはあれど、”ほぼほぼからあげ弁当”が如何に異端な存在であるか認識できたでしょう。
・・・・・・。
まあこんなものを計算したところで、これからこの文字通りの”ほぼほぼ(6分の5)からあげ弁当”を完食しなくてはならない事実は変わらないんですけどね。
お待たせしました。文字数が2000字を超えたところで、やっと実食タイムです。
それでは、いただきます。
ごちそうさまでした。
とても美味しかったです。唐揚げ12個目くらいまでは。
それ以降は、うん、、、まぁ、、、、、美味しかったです。。。。
弁当持参組も
医局にはお弁当を持参される先生方や事務の方も少なくありません。
自炊した料理をお弁当にして持ってきている方もいますし、あ!そういえば同期の森下Drは毎日のように愛妻弁当を持参してますね。
「リア充爆発しろ。(へ~お弁当作ってくれるんだ!優しい奥さんだね!)」と声を掛けたことを思い出しました。
※森下Drの愛妻弁当はこちらの記事から。
僕も例にもれず、自分で作ったお弁当を持参しています。
前回のブログで同期の長田Drに「しょぼい」と言われましたが、自分ではそんなことないと思うんですよね。
いかがでしょうか。
ちゃんと3大栄養素も野菜も摂れますし、色合いも別に悪くないですよね。
まあ他の方と比べたときに、容器の耐久性・耐熱性が足りない可能性は薄々勘付いてはいるものの、大切なのは中身ですよね。
しょぼくない! しょぼくないとは、思うんだ。
まとめ
当院医局では、お弁当の持参はもちろんのこと、多種多様なお弁当の注文が可能です。
今は感染対策のため一定の距離をあけ黙食してますが、
ぜひ病院見学に来て、お昼の様子も見てみてくださいね!