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2024.02.09

研修医ブログ

2回目の地協~ 「コミュニティコーピング」してきました

#研修医

こんにちは、研修医の穐山です!
今回は2回目の北関東甲信越地協の企画(出張)に行ってきたお話をしようと思います。

超高齢化社会体験ゲーム「コミニティコーピング」

今回も1回目と同じく交流企画か、と思いきやちゃんと学習もしました。ゲームを通して笑

企画はお馴染みのアイスブレイクから始めました。今回のお題はグループ対抗ストロータワー作り。

同じ材料と道具を使っているので、大体同じものが出来上がりそうな気もしましたが、意外と各グループの特色が出ていて面白かったです。

私のグループもちゃんと自立したタワーができました⭐

メイン企画では、超高齢化社会体験ゲーム「コミュニティコーピング」というボードゲームをしました。
「人と地域資源をつなげることで社会的孤立を解消する協力型ゲーム」だそうです。

ゲームの舞台は高齢化が進む町の6つの地区。あちこちで社会的孤立を伴った自分や家族の問題に悩む人々が出てきます。
そこでプレイヤーたちは、地域の人々の悩みを聞く、連携できる地域資源(専門家)を増やす、困っている人に必要な人材を紹介するという3つの行動を、互いに協力して行い、クリアを目指します。

ゲーム開発者「コレカラ・サポート」の方(中央)が、全てのグループでファシリテーターを務めてくれました

人々が抱える悩みの中には、話を聞いてもらうだけで気持ちが楽になって解決するものや、複数の分野の専門家の力が必要になるものもあり、興味深かったです。

どのグループもかなり真剣に話し合いながら高齢化社会に挑んでいました

このゲームは福祉の現場で働いている開発者の方々が、実際に経験した事例をもとに作られているとのこと。自分たちの身の回りの人たちも、口に出さない・相談できていないだけで、何かしらの課題を抱えているかも、と考えさせられました。

ゲームの舞台は地域でしたが、退院調整などの病院で行われる仕事とも関わりがあると感じました。
患者さんの疾患だけでなく、生活や背景にも目を向けて多職種間で協働することに興味がある方には当院の初期研修プログラムはおすすめかもしれませんね。

それっぽくまとめられたかなということでおしまいにします。
ここまで読んでくださりありがとうございました😊

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