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2024.03.19

研修医ブログ

卒業生・林より~総合診療プログラム紹介

#専攻医

どうもお久しぶりです、総合診療専攻医3年目の林です。
昔のブログを見ていてくれてた人はご存知かもしれませんが、こちらのブログに移行してから全く書いていませんでした。
後輩たちが面白いブログをたくさん書いてくれていたので、「私のしょうもない記事を載せるのもなぁ」と思い書いていませんでした!(言い訳です。)

文才溢れる後輩たち

総合診療専門医への道

私は上にも書いた通り総合診療科の専攻医です。
総合診療専門研修プログラムの研修期間は3年で、サブスペの家庭医療専門医も同時に取得するプログラムだと4年になります。

私は総合診療PGだけなので、今年度で卒業します。
そこで今後、総合診療科を目指す方に少しでも参考になればと思い、私の3年間を振り返るとともにプログラムの紹介をできればいいかなと思います。

画像は巨摩で初めて動画に出演したときのものです。懐かしいですね

プログラムの内訳は、

(1)総合診療専門研修
診療所・中小病院における総合診療専門研修Iと(病院総合診療部門総合診療科・総合内科等)における総合診療専門研修II、それぞれ単独で6 ヶ月以上、合計で18 ヶ月以上

(2)必須領域別研修
単独で内科6ヶ月以上、小児科3 ヶ月以上、救急科3 ヶ月以上

となっております。

私は専攻医1年目に巨摩共立病院で総診Ⅰ・6ヶ月、その後甲府共立病院に異動して消化器内科3ヶ月、循環器内科3ヶ月。

2年目の上半期は内科として、下半期は総診Ⅱとして1年間、甲府共立病院で上級医をしながら総合診療病棟を中心に、内科領域に磨きをかけていました。上級医に関しては後述します。

そして3年目は救急3ヶ月、小児科3ヶ月、武川診療所で総診Ⅰ研修として地域医療を勉強してきました。

1年目:①総合診療専門研修Ⅰ

巨摩共立病院でスタートを切りました。
無論、知識などほとんどない状態で内科外来、発熱外来、訪問診療、

病棟管理、

当直が同時に始まりました。

分からないことだらけで毎日教科書とにらめっこしていました。
指導医の先生方はみんな優しくて毎週カンファレンスを行いフィードバックをくれて、悩みとかも親身に聞いてくれました。医師のとしての基本中の基本をここ巨摩共立病院で叩き込んでいただきました。

画像は大好きな指導医の先生たちです

今でも当直に行くとお菓子をくれたり愚痴を聞いたりしてくれるので無限に話してしまいそうになります。
ジャイアンツファンには特に優しい病院です。いつもありがとうございます。

1年目:②内科研修

巨摩が終わった後は循環器内科の3ヶ月間が始まりました。
多くの循環器疾患、軽症から重症まで科長の車谷先生バックアップの下、主治医を務め、困ったりしたときにはすぐに相談に乗ってもらえました。

循環器の先生方は、日中ほとんど心カテ室で検査・治療していることも。忙しいですね

循環器はほぼ毎日と言っていいほど入院がいて、退院してもすぐに入院が来て…と、大変でしたがその分とても力が付きました!!

似たような症例が来ると「前回の患者では治療法や検査はこうだったな」「こういったところに注意すべきだったなあ」などの復習にもなって力が付いたと自分では思っていますが…車谷先生、僕は力付いていましたでしょうか?笑

循環器が終わったら今度は消化器内科を3ヶ月
肝・胆・膵・消化管などさまざまな症例を、その症例毎に専門の先生と受け持ちました。
どの症例も印象的ですが、社会的背景に難がありアルコール依存症の人の対応などにはなかなか苦労しました。

それよりも印象に残っているのが、消化器内科最初のカンファでのプレゼン後に某先生が「プレゼンが上手になったねー泣」と言ってくれたのが嬉しかったです。
加藤先生褒めていただき、ありがとうございます。少しは成長したと思います笑

●2年目:内科研修+総合診療専門研修Ⅱ~上級医始まりました

当院は屋根瓦方式の指導体制を取っています。研修医は担当医となり、基本的には研修医主体で検査や治療法などを考えてもらいます。
そのバックアップに上級医が付き、相談役となり入院から退院までの方針を立てていきます。

真面目で頑張り屋の後輩たちの上級医は楽しかったです

しかし、上級医と言っても3~4年目。悩むことは多々あります。
その時は指導医に相談して、治療法などの相談を行えるスタイルとなっています。
週1回のカンファレンスで悩んでいる症例や適宜相談などができたので、とても勉強になるし、安心して治療などの検討ができました。

同期の山中と2人並んで志村先生(奥)に指導していただいています

特に科長の志村直子先生には患者の事だけでなく、ポートフォリオの相談などたくさん手を焼かせてしまいました。またプライマリケア学会にも参加できて楽しかったですね。

この写真の違和感に気づけたあなたは天才です!!ちなみに僕は右端の青です

●3年目:①救急科研修+小児科研修

最後の年のスタートは救急科3ヶ月でした。

時に研修医も回ってきます。キメ顔かっこいいですね

当院は2次救急病院として年間約3500台の救急車の受け入れています。そのため症例数は多く経験できます。
基本的には1人で全て行い、有事の際は指導医の先生が駆けつけてくれます。自主性が尊重されてとても成長できると思います。

その次は小児科3ヶ月。7~9月頃でしたが、発熱外来がとても賑わっていました。
コロナ、インフル、RSなどなど様々な感染症が入り乱れていて、軽症から入院が必要な重症まで対応することができました。

小児科の診察室はちょっとした癒やし空間でした

また発熱外来だけでなく、一般外来、思春期外来などの見学や実際に不登校児の対応なども行いました。
後は乳児検診なども主体的にさせていただき、今後自分の友達にもいろいろ相談を乗ってあげられるぐらいには知識を付けてさせていただきました。

僕の写真がなかったので、初期研修医の乳児検診の様子をお送りします笑

鶴田先生、少しは小児の発熱外来に貢献出来ていたでしょうか…。

●3年目:②総診Ⅰ研修@武川診療所

最後は武川診療所6ヶ月でした。
武川診療所は外来から訪問診療、在宅看取りと地域に根ざした診療所で、患者さんが平均60-70人/日ぐらい訪れます。

そんな中で内科疾患だけでなくマイナー科疾患の方もきます。
患者さんからは「足が悪くてここにしか来れないから、何とか診てほしい」と言われると、何とかしてあげないといけないという気持ちになります。そのため必然と勉強する気になるのでとても成長できました。

また友の会班会を新しい地区で作り上げ、患者さんに集まりの場を提供し、体操や廃用に関する学習などを行う事で健康増進にも貢献することができました。

写真は実際の班会の様子です。下は50代、最高齢は94歳の方で歩いて参加しにきてくれていました。

武川診療所はスタッフの数は少ないですがその分連携が取りやすく、全員が優しくて暖かいので仕事がやりやすくとても楽しかったです。

大好きなスタッフのみなさんです。(所長は山にいました)

所長の白井先生からは「ぶれない診療は体幹から」と指導され続け、毎日一緒に筋トレをしていました。

昼は診療所スタッフみんなで筋トレしています

武川診療所には僕が寄贈した懸垂機があるので、是非研修に来た人は懸垂をしていってください。
決して筋トレを強要しているわけではないので自身のやりたい人だけ筋トレしてください笑

白井先生、さぼらず毎日筋トレ継続していますよ!

また会う日まで

こんな感じに3年間を過ごしてきました。どこの院所も楽しく、つらかった記憶がありません。
うちの病院のいいところは医局が開放的で、どの科の先生とも垣根がなくフレンドリーに話すことができる点です。是非、初期研修や後期研修考えている方は一度見学に来てください。

そんな事を言っておいて僕は色々な都合で別の病院に行きます。大人の事情というやつです!笑

5年間ありがとうございました!
………長い間‼‼ くそお世話になりました‼ (どん!!!!)

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