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2024.05.06

研修医ブログ

懸垂できますか?

#専攻医

春―。進学、就職、異動・転勤など、新たな節目として身の引き締まる思いで迎えるこの季節。背筋を正して、姿勢良く、フレッシュにいきたいものですよね。

「背筋」。「せすじ」と読みましたか?「はいきん」と読みましたか?
後者のあなた、きっと筋トレ好きまたはシェイプアップに興味がありますね?良い心がけです。
前者のあなた。まだ遅くありません、懸垂しましょう!!

ということで今回は懸垂についてブログを書かせていただくことになりました。総合診療専攻医の奥山です。

皆さん懸垂できますか?

主に広背筋、僧帽筋をターゲットに強化するトレーニングの懸垂。
趣味がクライミングの僕も定期的に行っております。

甲府共立病院の医局には自由に使える懸垂バーが設置してありまして、誰でも気軽にトレーニングできます。
懸垂は肩こりの改善、姿勢の改善、背中の美しさを磨くことができるとても魅力的なトレーニングでございます。

簡単に(背中に効かせる)やり方を説明します。
①肩幅プラスこぶし1個分ほど外側に腕を広げる

②親指を下から回さずバーをすべての指で上から握り込む(サムレスグリップといいます)
(サムレスグリップができない方は親指を握り込んで構いません)

③握り込んだ指の小指側を意識して上体を引き上げる

④胸を張り、目線は斜め上辺りに、足は後方にぶら下げるか組んでおく

⑤引き上げたときの肘は上体の前ではなく、真横か後方にあるのが理想的

これを意識して懸垂するとかなり背中に効きます。
もっと背中に効かせたい方は手の幅をもっと広げてみてください。上腕に効かせたい方は手の幅を肩幅より狭くすると立派な力こぶができます。
あせらずゆっくり行うことがよく効かせるコツです。

「懸垂はできない」という方へ

懸垂はそもそも一定の筋力が必要なので、「体を引き上げることはできない」という方もいらっしゃると思います。
そんな方は「体を引き上げる」のではなく、「上がった状態で耐える」トレーニングがお勧めです。

こちらも簡単に説明しますと、

①バーを握る(筋力に自信のない方は逆手がGood)

撮影協力:新谷先生

②バーを握ったままジャンプ。バーを抱え込むような姿勢をキープ

③下りるときはゆっくりと、少しずつ下りてくるように

心・技・体が鍛えられる環境です

他にも当院の医局にはプッシュアップバーや、指の力を鍛えるための指懸垂ボードなど、臨床力だけでなく筋力、体力を鍛える筋トレグッズも常備されています。

心・技・体を磨ける魅力的な医局です。周囲の先生方も生暖かい目で見守ってくださいます。

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